個別指導塾の学習空間、彦根・八日市教室の成田です!
2016年もあとわずかとなりました。
今年もあっと言う間に過ぎていった1年でした。
歳を重ねるごとに1年が過ぎる早さが増しているように感じ、
このままあっという間によぼよぼの老人になってしまうのではないかと
戦々恐々とする日々であります。笑
さて先日、滋賀エリアでは5教室目となる彦根教室が開校1年を迎えました。
地域の皆さまに支えられて9月に満員とすることができたことに心より感謝申し上げます。
しっかりご期待に応えらえるよう、今まで以上に精進して生徒指導に尽力して参ります。
一年間以上同じ生徒を見させていただいていると、様々な変化に気付くことがあります。
見た目や雰囲気はもちろんそうですがやはり一番嬉しく感じる変化は、
勉強に対する姿勢や意識、行動の変化です。
一年前までは完全に受身の姿勢で、言われたことだけを作業的にやるだけだった子が、
自らワークをコピーしたり、間違った問題を解き直したり、プリントを欲しがったり…
特に中学3年生は受験への気持ちの高まりから、大きく変化してくれています。
「生徒を育てる」が我々学習空間の講師の掲げる理念であり、
生徒が育っていると感じる瞬間が、何より喜びを感じるときです。
自発的に行動できる子と、言われたことしかしない子では
テストの点数や成績の違いは歴然です。
例え全く同じ課題を同じ時間をかけてやっていたとしても、
前者の子は、「なぜ間違ったのか」、「何を覚えればいいのか」、
「どこがわかってないか」、などをを考えながら進めるのに対し、
後者の子は、「間違った問いの答えは書き写しておけばいい」、
「解説を読んでもよくわからなかったらとりあえず飛ばしておこう」、
「塾で与えられた課題を済ますことが『勉強』だ」、
と考えていて、学習内容をちゃんと頭に入れられていないことが多いです。
その結果、塾で費やしている時間は比較的長いにも関わらず、
テストでは思うような結果を残せず悔しい思いをしている子も少なからずいます。
そういった子たちをどう能動的に勉強に向かわせられるか、
それが我々が日々直面している最も大きな課題の一つでもあると思います。
指導をしていてふと「生徒の喜び」って何だろうなと思うことがあります。
ひょっとしたらテストの点数があがること自体は本質的な喜びではないのかもしれない、
それによって親や先生がほめてくれたり、何が褒美がもらえたり、友達に自慢出来たり…。
そういったプラスのモチベーションとなるゴールを目標として
頑張っているのかな、と感じたりします。
逆にそれすらないと、毎日勉強するというこれほどの苦行はありません。
自分もそうでした。勉強することが面白いなんてなかなか感じることは出来ないものです。
でもしないといけないし、なぜ必要かわからないし、出来が悪いと怒られるし…。
子どもが生きる狭い世界の中で多くの疑問を抱きながら、「勉強」しているのだと思います。
勉強することの意義を説明したところで、じゃあ頑張ろうとはなれない子がいるのも事実。
そんな腑に落ちないことの多い状況の中で、少しでも「頑張る理由」を与えてあげることも
子どもたちを支える周り大人たちの役割の一つであると感じます。
それは塾に限らず、学校や家庭も含めたミッションであるのかもしれません。
冬休みが明ければ課題テストがある学校があります。
月末には中間テスト、翌月には学年末テスト。中学3年生は受験も近づいてきています。
「生徒の喜び」を一緒に共有すべく、来年も引き続き邁進していきたいと思います。
…相変わらず超硬い文章になってしまい、自分でもイヤになる今日この頃です。
何かライトなネタは無いものかと考えるも何も浮かばず、
いかに薄っぺらい人生を歩んでいるかを痛感するそんな成田の2016年最後のブログでした。
2017年も学習空間をどうぞよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
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