個別指導塾の学習空間、野洲・八日市教室の成田です!
突然ですが、質問です。
①人に言われたとおりにきっちり行動する人
②人に言われたことに反抗し、自分の考えで行動しようとする人
上記のうち、より大きな結果を出せる人はどちらだと思いますか?
普通に考えれば、①のほうが真面目で素直そうなので良さそうですね。
しかし、実際に努力して結果を出している人は、一般的に②の人が多いのではと感じます。
人に言われたことに対して反抗的なほうが、いい結果が残せるんです!
ちょっと意外に思いませんか?
もちろん、言われたことをきっちりすることがダメなわけではありません。
それはとても大事なことですし、成功する上で必要です。
でもそれだけでは、人はいい結果を残すことは出来ないのです。
では①と②の違いはなんでしょうか。
それは、「自分で『どうしたらいいだろうか?』と考えているか、そうでないか」ということです。
②の人は、「どうしたらいいだろう?」、「こうしたらいいんじゃないか?」と考えます。
これはすごく大事なことです。
自分で考えて行動したことで起こった結果には、とても興味がわくものです。
だからうまくいかないと悔しいし、じゃあ次はどうしたらいいだろう、と考えるようになります。
そうするうちに、色々な情報を分析する力が付き、
成功のための的確な行動力を高めていけるのです。
一方で、①の人は、どうすべきかはあまり考えず、ただ言われたとおりにします。
でもそれで結果が出なかったときは、指示した人のせいにしたり、やる気をなくします。
人にただ言われたやってことに対する結果には、なかなか興味は持てません。
そして、指示してもらえないと自力では動けない人間になってしまいます。
考える力を高めることが出来ないのです。
どう行動すべきかを自分で考えることは、とても大切なことなのです。
これは勉強においてもとても当てはまることだと思います。
勉強内容を自分で考えようとする人は、伸びるのも早いんですね。
でも1つだけ注意です!
ただ言われたことに反抗ばかりして、相手の言葉に耳を傾けない人は成果は出せません。
反抗することと、相手の言うことを聞こうとしないこととは、全く違います。
大事なのは、ただ言われた通りにするのではなく、相手の話す内容はしっかり聞き、
言われたことを必要に応じて取り入れながら、自分の行動の「参考」にしていくことです。
相手に言われたことを参考にし、うまく利用しながら、
どうしたら良い結果に繋げられるかを自分自身で考えること。
ここに②の人の最大の強みが含まれています。
よく、先生によって言うことが違う、どうしたらいいかわからない、という状況はないですか?
残念ながら、先生がみな同じ考え方をしているわけではありません。
そして必ずしも正しいことを言っているとも限りません。
色々な人の話を「参考」にしながら、相手に言われるがままではなく
「自分の考え方」を持つことを意識して行動してみましょう。
それだけで、今直面している全てのことは、全く違うふうに見えてくると思います。
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